いよいよSAPIX新四年生の授業が始まりました。
算数、理科の担当の俺としては、キミオがSAPIXから持って帰ってたテキストと先日配布された「4年生年間学習法」という冊子を床に広げて熟読しましたよ。
うわさ通り、家庭でやる事結構あるんですね。そして、はやり徹底的な復習主義だ。
例えば、算数の場合、一つの単元について
・初回授業:Bテキストで初めて学習
(自宅で1週間復習)
・翌週授業:Aテキストで定着度を確認
・翌々週授業:授業前の基礎力定着テスト
つまり、新しい単元について3週間連続で取り扱われるわけですね。
見方を変えると、ある1日の授業で、
・前々回登場した単元を、授業前の基礎力定着テストで確認
・前回登場した単元を、Aテキストで確認
・今回登場の単元を、Bテキストで習う
つまり、3つの単元を並列に学習すると。
これって、コンピューターアーキテクチャ用語である、"パイプライン処理"ってやつではないか!?
そして、しばらく時間が経過して、少し高度になった同じ単元が、再登場するそうな。
すばらしい教育システムだ。
これ完璧にマスターしたら完璧じゃね?
御三家とか楽勝じゃね?
いや、、、まてまて。
同じシステムを使っている受験生が6千人とか7千人いるわけでしょ。
一体どこで差がつくんでしょう?
①子供の地頭
②子供の性格
③親の管理力
④SAPIX以外の家庭教師や個人塾
①と②は、持って生まれたものなので仕方なし。信じるのみ。
④は、経済的に我が家は無理。
って事で、俺たちにとっての勝負は
③親の管理力
を向上させる他はないのではないか。
キミコよ、全力で次回組み分けテストでアルファー入り狙うぞ。
「ふぁいとお~!! いっぱぁーーーつ!」だ。