先日、キミオがSAPIXの授業から自宅に帰るや否や、薄情にも既に夕食を食べ終えてくつろいでいる俺に、
キミオ「お父さん、今日の理科で習った光、超面白かった!。光って、赤と緑と青の三つで出来てるんだってね!」
と、少し興奮気味な様子。表情も輝いているような。新4年生から入塾して以来、彼が大好きな虫関連の授業ですら、面白かった!などと言ってくれた事がなかったのに、この食いつきはどうしちゃったんだろう、、という感じ。
俺たち大人にとっては何の新鮮味もない光の三原色の仕組みが、子供にとっては手品を見るような驚きと面白さを感じるんですね。
そうか、学習って、本来そういう事だよなぁ~~
な~~んて、ちょっと気取った事を書いてしまいました。ここ最近、キミオのテストの点数や偏差値にばかりに一喜一憂している俺としては、少しハッとさせらる出来事でした。
とはいえ、ここは、
次回のマンスリーテストの俺担当の理科の点数を上げる絶好のチャ~~ンス!
とばかりに、
俺「だろだろ! そうだよなぁ、理科って面白いだろぉ~~!?。お父さんが小さい頃のブラウン管のカラーテレビを近くでよく見ると、赤、緑、青の小さい点々で出来ていたんだよ。」
キミオ「へぇ~~。昔のテレビって点の数が少なかったからそういうのが見えたんだねぇ」
俺「そうそう!そうなんだよ。おまえ賢いなぁ~。それにしても、こんな教育うけられていいなぁ。お父さんが小学4年生の頃はさあ、全員強制で部活動させられてさぁ、毎日毎日球拾いだったんだよ」
と、このやりとりを脇で見ていたキミコが割って入ってきた。
キミコ「はぁ~~、あんたがもしそんな教育受けられたら、今の生活全然楽になっていたのにねぇ」
ときた。
子供の前で、なんという無神経な発言をするのだろう。。。カッチ~~ンときた俺は、
俺「てめぇ、〇×△■◎#!!」
キミコ「あんたこそ、〇×△■◎#!!」
と、いつものバトルが勃発し、キミオが仲裁役に。。。。
ふぅ~~
こんな低レベルな親でごめんな。お前は、こんな親に似ないで、知的で穏やかな生活を送ってくれよ、キミオよ。。。 期待しているぞ。