ここ最近の息子キミオの暴走が少し収まり、以前からずっとやりたと思っていた
「本当にこのまま中学受験を継続したいのか?」
というキミオの意思を確認するため、家族会議を開催しました。
この会議のために、仕事の合間を縫って頑張ってパワポでプレゼン資料を作ったんですよ!資料の概要はだいたいこんな感じ↓
チャプター1: なぜ中学受験に挑戦するのか?
チャプター2: 受験のメリットとデメリット
チャプター3: もし受験するするなら約束して欲しい事
注意したのは、受験をするべきだと誘導をするのではなく、キミオの辞めたいという意思を言いやすい雰囲気を作る事でした。
そして、キミオの意思を確認した結果、
キミオ「将来なりたい職業につくには、今受験しておくメリットは確かにあるよね。やっぱり挑戦してみたい」
との事。
俺「そっか、キミオが挑戦したいという事はわかった。たださ、この挑戦はおまえ一人では無理なんだよ。この競争は団体戦。家族全員の団体戦になるんだよ。だから、キミオはお父さんとお母さんの指示(学習メニューや1日の時間割)を守る必要があるんだ。この約束、守れるかい? 今後もしもキミオが守れないと判断したら、即、受験はやめるよ。わかったかい?」
キミオ「うん、わかった」
との事。
これで、キミオが心を入れ替えてくれればいいんだけど。。。
++++++
そして、その翌日の夜10時頃に事件が起きました。
本来であれば9時30分就寝のところ、いつものフザケが始まって、注意しても注意してもなかなか布団に入ってくれず、しまいには逆に俺を挑発してくるキミオに、ついに俺、ブチ切れてしまいました。
俺「おい! こら!! ボケ!!!! 昨日は受験やるって言ってたくせにテメェはその翌日に裏切るのかぁ?こら!!! 早く寝ろ、このクソ野郎が!!」
いや~~ ほんとブチ切れてしまいました。最近ではこれを「島津る」というのでしょうね。
キミオを押さえつけ、無理やり布団の中に押し込み、どうにかこうにか寝かしつけ、俺もくたくたになりながら、寝る準備をしていた矢先。。。
「ピンポーーン!!」
とインターホンの音。
ん?深夜23時近いこの時間に誰だ?と玄関に出てみると
警察官「○○交番のものです。お宅で夫婦喧嘩していると通報がありまして。ご家族の無事を確認させて下さい」
俺「いやいや、夫婦喧嘩はしていません。なかなか寝ない子供を少し強めに指導はしていましたが。」
警察官「ただ通報があったもので。申し訳ありませんが、奥様の無事を確認させて下さい」
俺「いやいや、妻も既にパジャマ姿で寝る準備してるんで、ここに呼ぶわけにはいきません」
警察官「実際こういう事件が多いんです。通報があった場合の決まりになってますので、お願いします。」
なんて強引なんだろう。ったく。。。
と不信に思いつつ、パジャマ姿の妻に出てきてもらった事でようやくその警察官は帰ってくれました。
しかし、この騒ぎに、一旦寝たキミオはすっかり目を覚まし、突然の警察の来訪にかなり興奮した様子。
せっかく苦労してキミオを寝かしつけたのに、、、もう23時とっくに過ぎてるじゃん、、気が狂いそう、、、と思いつつ、今度事こそ寝る準備をしていると、
「ピンポーーン!!」
とまたしたもインターホンの音。
もう、いい加減にしろよ~~と思いつつ玄関に出てみると、今度は○○指導員なる二人組の来訪。
○○指導員「先ほどの件で、息子さんを強く指導されたという事で、息子さんの無事も確認させて頂きたく参りました」
俺「あ、いや、待って下さいよ。今、何時だと思っているのですか? せっかく寝かしつけたんですよ。今から息子を起こしてしまい睡眠不足で明日過ごさせるわけにはいきません。明日の朝でもいいでしょ? 今はお引き取り下さい」
○○指導員「通報があった場合、これはルールなのです。確認させて頂きます。実際、こういう暴力事件が多いんです。一目だけで結構です」
俺「いやいや、一目だけって言われても、それで息子起きちゃうでしょ? 睡眠不足のせいで明日何かあったらどうしてくれるんですか?だから、明日の朝にしてください」
○○指導員「通報があった場合のルールなので。それと、子供さんは誰かに助けを求められないのですよ。ですから、お願いします。最悪、寝顔の写真だけでもとらせて頂けないでしょうか」
俺「いやいや、あんたらが家に上がり込み息子の写真なんて撮影してたら、息子が起きちゃうでしょ? 睡眠不足のせいで明日何かあったらどうしてくれるんですか? じゃあ、こうしましょう。妻が息子の寝室からLINEでライブ動画を私のスマホに送りますので、それを見せます。いいですよね?」
と、こんな押し問答を続けていると、妻が寝ぼけ眼のキミオを玄関に連れてきてくれ、ようやく帰ってくれました。
なんだそれ?
確かに、夜の10時過ぎに大声で島津ってしまったオレにも非があるかもしれない。
けれども、深夜の24時に近い時間に来訪し、拒否する親の意見も効かずに子供を起こす必要はあったのか?
俺も、妻も、あまりに腹が立って朝まで寝られず。
もちろん、翌朝の勉強は完全に吹っ飛んでしまったわけで。散々な目に会いました。
妻がキミオに昨晩の件の感想を聞いてみると、
キミオ「警察官、やっぱりガタイがよかったね」
と、楽しそうに話していたとの事。
キミオにとっては楽しい経験になったようです。
なんだか親が頑張れば頑張るほど、裏目に出る感じ。
マジで、もう、精神的に限界って感じで迎えたGS特訓。
GS特訓というのはゴールデンウィークの5月3日、4日、5日の3日間。志望校毎のクラスに分かれ、朝9時~夕方5時まで受験レベルの難問の演習を行う特訓です。
はたして、こんな我が家が、このGS特訓を乗り切れるのか??
~ 次回へ続く ~